部分入れ歯と総入れ歯

取りはずして使うものです

部分入れ歯

樹脂と金具でできています。

残っている歯に金具をかけて支えにし、歯のない部分を補います。

治療:1回目型どり、2回目に入ります(残っている歯が少ない時は、嚙み合わせ確認で1回多くかかります)。その後使てみて、強く当たる部分、金具の調整は何回か必要かもしれません。費用は1万~2万円位

両奥歯ともに入れ歯の方は、外して寝ると前歯が突き上げるため、入れて寝るか外して寝るか、先生に相談なさってください。

 

総入れ歯

歯ぐきに吸着させるため、このように全体に歯ぐき部分が覆います。1回目型どり、2回目かみ合わせ確認、3回目に試適、4回目に入ります。2万円位

自費・金具の見えない部分入れ歯

笑った時に金属の金具がないので見た目に入れ歯が入っているかわかりにくくなりますが、噛んだ時に樹脂のため少し沈み込むのでしっかりした噛み心地を求めるなら、保険の方が歯の数によってはおすすめになります。

治療:1回目型どり、2回目に入ります(残っている歯が少ない時は嚙み合わせ確認のため1回多くかかります)。その後、使ってみて強く当たる部分や金具をの調整が何回か必要かもしれません。費用は8~17万円位

 

傷がなるべくつかない手入れ法を歯科医師に確認して長く使ってください

自費・金属床の総入れ歯

金属の部分がうすくできるため保険と違って、舌にあたる違和感は少なく、熱も伝わるので食べものの温かさがわかります。

治療:1回目型どり、2回目かみ合わせを確認、3回目に試適、4回目にはいります。費用は20万~30万

 

手入れ法は歯科医師に確認して長く使ってください


入れ歯はとてもよくできた大切な道具です

入れ歯でも歯がたくさんある方が、噛むことで健康につながるそうです。

保険でも自費でもお手入れ次第、長く気持ちよく使って頂けます

寝る前に油汚れや細菌を落とすため、食器用洗剤(傷つけなよう研磨剤のない歯磨き粉)と、歯と同じハブラシか、入れ歯用ブラシ(入れ歯が磨きやすいように2種類のブラシがついたハブラシ)で磨きます。ぬるぬるが取れるまでこすってください。入れ歯は寝る時は外し(噛み合わせによっては入れたままがよいかもしれませんので歯科医師に聞いてください)、水の入った入れ物に入れて乾かさないようにします(劣化させないため)。除菌のために入れ歯洗浄剤を入れるなら、この時に入れます。入れ歯の樹脂には細かな凹凸があり、そこに細菌が増えますので、ブラシで磨く+市販の洗浄剤をおすすめいたします。薬品が苦手な方に「抗菌コマきらり」があります。

りんごの入れ歯ケース(背景です)、入れ歯用歯ブラシ、抗菌コマきらりなど興味のある方は歯Laboratoryへどうぞ

 

情報の補足:入れ歯ブログ