口の中全体を口腔と呼び、ここにできるがんの総称。
できる場所により、舌がん、歯肉がん、口腔底がん、頬粘膜がん、口蓋がん、口唇がんに分類されます。
多いのは舌がん、次に歯肉がん。
発生頻度は、がん全体の1~3%。
2週間以上治らない口内炎
いつもこすれる場所がある(歯でも、入れ歯でも、被せものでも)
このような時は歯医者さんで見ていただくと安心です。
日本歯科医師会ホームページの日歯8020テレビに、www.jda.or.jp
きちんと知ろう!口腔がん
があります。
国民の皆様に向けての情報動画が他にもたくさんあります。
がんの治療を始める時は、免疫が低下しますので、細菌感染している歯の治療を済ませてからがん治療となります。あわせて骨粗鬆症の薬も使いますので、歯を抜くなど、外科的な歯の治療は顎骨の治りを悪くしますのでできなくなります。
がんの治療を急ぐときは、細菌感染している歯は抜いてしまうことになります。まずはがん治療、命が優先です。
そのような時に多く聞く言葉は、「歯をもっと大事にしておけばよかった」です。いつ病気になっても治療が開始できるように、歯のことも忘れずにお手入れをお願いします。