まず指しゃぶりや舌癖(舌で押すなどの癖)があれば直します。
乳歯が早く抜けてしまうと歯が寄ってきてしまい、永久歯の生えるスペースが確保できずに重なってしまうことがあります。
歯並びが心配な時は、かかりつけの歯科医院で相談してください。矯正のできる歯医者さんを教えてくれます。矯正の無料相談をしているところもありますので、歯科矯正専門の歯科や歯科矯正の看板のある歯医者さんに電話で問い合わせてみてください。
子供の歯の矯正
・ムーシールド・・反対咬合の遺伝がありますと難しいのですが、3歳の時にする装置で改善率が高いです。6才までの装置です。起きている時にならします。一般的にお子さんも慣れてきます。
・早期治療(乳歯列期・混合歯列期の一般的
に10歳頃まで。子供の心理も良い頃7-8才で最初の相談。抑制的、予防的矯正)
・本格治療(永久歯列期。ブラケットをつけるなどが必要です)
があります。どの時期に始めるのが良いのかは見ないとわかりませんので、矯正専門の歯科か、歯科矯正の看板がある歯科で相談なさってください。
大人の歯の矯正は、見た目なのか機能なのか部分なのか、相談から
ブラケットを歯につけて、ワイヤーがまっすぐになる力を利用して動かします。
舌側矯正は目立たないよう歯の裏側にブラケットをつけます。動くのに少し時間がかかるのと、舌に当たる為、違和感があります。この治療を行っている矯正歯科を探してくださいませ。
マウスピース型(インビザライン)は、2週間に1度マウスピースをとりかえていきます。こちらも行っている矯正歯科を探してください。
インプラント矯正は、固定源として歯では
なく、一時的にインプラントを入れて使います。必要な方に行う治療です。行っている矯正歯科を探してくださいませ。
矯正前や矯正中に抜歯、虫歯、インプラント治療が必要になった時、歯科矯正専門医では治療設備がない為、一般歯科に治療をお願いすることが多いです。
矯正治療の費用・期間は80万~100万円程、少なくとも2年はかかります。装置が外れた後も取り外し可能なリテーナーというマウスピースのような保定装置を入れて、最低でも同じ期間使って頂き後戻りを防ぎます。
歯はどうして動くのでしょうか
歯が骨の中で移動するには、骨の持つ生物学的反応が関連しています。
骨に力を持続的に加えると、力を受けた部分が吸収を始めます。
歯に力を加えると、押された側の骨は次第に吸収を始め、そこへ歯がはまりこんでいくことになります。
一方、骨と歯が引き離される側では、底を埋めるようにして新しい骨ができます。このような反応で、歯に力を加えると、歯は少しずつ動き始めます。
「矯正歯科」・・・矯正のみを行う専門の歯科医院で、 虫歯などの治療は別の歯科医院を
紹介されることが多いです。
「一般歯科・矯正歯科」・・一般歯科も矯正も行ってい
ますが、矯正の先生に週一回来て いただいている歯科医院もあります
ので、確認なさってください。
歯科矯正専門医:日本矯正歯科学会(JOS)1926
認定医になってから10年、学会に12年
以上所属、学会発表、症例等学会資格
審査に合格
日本成人矯正歯科学会(JAAO)1993
日本矯正歯科協会(JIO)2002
矯正専従医としての経験が5年以上
100症例以上の矯正治療経験、学会
資格審査に合格
の3団体が独自に専門医を認定しています。
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO):2004日本矯正歯科協
会(JIO)の委託により設立
日本歯科矯正専門医学会(JSO) 2010:JBOの専門医により
発足
日本矯正歯科学会認定医:学会が認めた大学病院や矯正医療機関で5年以上の臨床経験を持ち学会の発表等で審査に合格
日本成人矯正歯科学会認定医