· 

歯ブラシの交換

 

歯ブラシはスタイリッシュなものが少ないように思います。色もはっきりした色が多く、私は色が嫌で選ばないこともあります。

磨ける機能も大切ですが、デザインも白とか黒とか、柄がものすごくかわいいデザインとか、コスメのような商品が増えると歯磨きが楽しくなると思っています。 

歯Laboratoryの中村です。

 

本日も歯ブラシについて。シリコン歯ブラシはマッサージはできますが、歯は磨けません。

 

シリコンでできたブラシを、くわえたまま10秒でOK、美白ライトつきの夢のような歯ブラシです。

 

見た目もよく、クラウドファンディングで購入しました。

結果はやはり磨けませんでした。残念です。歯磨き剤をたっぷり入れてもダメでしたので、やはり毛でないと、ということです。

  

ゴムでできた歯間ブラシも、詰まったものは押し出せますが、歯垢はこすれませんので、毛のついた歯間ブラシをおすすめ致します。

 

歯ブラシの消毒

市販の洗口剤、うがい薬、80℃、どれも1分で除菌効果あり(2018.9歯科衛生学会誌より)

 

歯間ブラシの交換時期は毛がペタッと寝てしまったら交換です。何度か洗って使えます。歯間ブラシは隙間のある所に使う歯の間専用のブラシで、隙間のない方はフロス(糸ようじ)でお願い致します。

 

歯ブラシの交換は、ブラシの刷掃効率が落ちてきますし、細菌繁殖の衛生面から1か月が交換目安です。1か月で3割除去効率が落ちるそうです。使い続けても刷掃効率が悪く、結局いつもより時間がかかることになります。いつも通り磨いても、磨けていない場所もできることになります。もちろん毛が開いたら交換していただくのですが、開いていないといつから使っているのか忘れてしまい、私も長く使ってしまいます。

 

先細毛の歯ブラシ(毛先が細くカットされている毛)は、2週間で刷掃効率が落ちてくるそうです。普通の歯ブラシに比べて刷掃効率は落ちますが、細かいところに届きます。ですので時間をかけて苦く人向き。着色が気になる人に向かないそうです。ホワイトニング歯磨剤も効果は落ちてしまいます。

毛先の開いた歯ブラシは、40%も除去率が落ちるそうです。いつも通り磨いても半分近く磨き残していることになります。

 

 

・毛の硬さは毛の太さ。太い方が刷掃効率は高いがブラシ圧はかかりすぎ、細かいところに届きにくい

・毛の長さが違う歯ブラシは雑な人向き

・歯茎が下がっている人は5,6列の幅広い歯ブラシが良い

・電動歯ブラシはヘッドの交換をすることも考えて購入してください