

「nico」歯科雑誌付録より
商品の写真で酸性度がわかり、歯のことを考えた飲み方、使い方をして頂ける便利な表です
酸性のものが口に入れば当然酸性に傾きますが、30分~1時間後に唾液が中性に戻してくれます(唾液の少ない方はご注意ください。唾液腺マッサージはこちら)。
酸性の飲み物を飲んだ後すぐに歯磨きをするのは、歯が溶けだしている中、歯ブラシでこすっては逆効果なので、30分から1時間後に歯磨きをします。食後すぐに歯磨きをするのも、今は再石灰化をするまで、やはり30分は磨かない方がよい事がわかっています。
酢ドリンクの健康法が流行りだした後に、歯が溶けている方が多く見られるようになり、体に良くても歯には良くない「酸蝕症」がおこることを歯科でお伝えするようになりました。健康のために朝はスムージー(PH5.5)を飲む方もいると思いますので、30分あけて歯みがきは時間もなく難しいと思いますので、飲んだ後はうがいをして回避して頂きたいと思います。
炭酸飲料やスポーツドリンクは飲みたくなりますが、気をつけた飲み方をしないと、酸性が歯にはよくないこと、糖分も多いので糖尿病も気をつけます。部活の時は必要なドリンクとして定着していますし、ドリンクバーも主流ですから飲みすぎないようにお伝えしてますが、システムをなくすことで国民の生活習慣病である肥満、糖尿病、虫歯、歯周病もなくなるのではないかと思ってしまいます。
飲むときはちびちび、だらだらと時間をかけない、口の中いっぱいに広げて飲まない、です。
ワインはチーズ(ph.7)の食べ合わせで防げるそうです。
歯科雑誌nicoは、患者様向けに大きな絵とわかりやすい言葉でつくられており、本屋さんや図書館で扱っても良さそうですが、お値段は高めでしょうか。
地元の図書館でリクエストしてみます。