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歯の本紹介「歯を磨いてはいけない」 図書館で借りました

私も覚えておいてお伝えしたいことをピックアップしました。

お口のケアに迷った時は、是非読んで頂きたい本です。国民の皆様に読んで頂けたならお口の健康がアップできるのではないかと思いました。歯の健康習慣の時にアピールしたい本です。

 

歯みがきは夜寝る前

朝起きたとき

 

口の中の細菌除去が歯磨きの目的です。細菌が一番増える時間は夜寝ている間。唾液が出ないからです。寝ている間に細菌は2倍2倍に増殖していきますので、夜寝る前は細菌を極力減らすこと、朝起きたときは、増えた細菌を飲み込む前に減らすこと。朝ごはんと一緒に飲み込んだ細菌は、消化に負担をかけるそうです。朝食前は歯磨き剤の味が残るとおいしくないので、何もつけなくてよい。

 

また、歯磨剤は歯磨きが適当になる、口の中に味が残ってしまう、ラウリル硫酸ナトリウムが発がん性があるかもしれない、つぶつぶ歯みがきはつぶつぶが残って悪さをするので、オールインワン歯磨きはないですから、唾液歯みがきで良いのではとのこと。

 

目的別おすすめ歯磨剤

虫歯予防には0~14才エナメル質虫歯予防のためにフッ素入り

40歳以上の根面虫歯予防にフッ素入り

 

歯周病予防には、真菌(カビ)に対する殺菌効果のある植物由来のもの

薬用ペリオバスターN

薬用ブレスクラブ

 

歯周病は糖尿病、脂肪肝(非アルコール性)、アルツハイマー病に影響すること

 

ドクター岡崎のおもしろ歯学 http://www.teeth.co.jpは歯にまつわるおもしろい話がたくさんあるそうです。

 

歯は体のバランスをとっています。

 

キスで歯周病菌が感染する。ワンちゃんにも。家族に感染しないよう歯の間はデンタルフロス、歯間ブラシを使って細菌を落としましょう。

 

デンタルフロスは唾液の通り道を作るので、細菌を取り除けるうえに唾液の効果も得られます。

 

歯周病は不妊、早産の心配があります。

 

たばこは子供の虫歯、歯周病に影響します。禁煙外来がある病院がありますので行ってみませんか。

 

在日外国人のアンケートで日本人の口臭にがっかりした経験がある、が72%

口臭がある方も、食後は唾液パワーで臭わない。食後すぐの歯みがきは唾液を流してしまい勿体ない。

 

プラークができるのは飲食後24時間

 

朝1杯の水は歯磨きで細菌を取った後で飲みましょう。

 

舌まわしは唾液を出し、しみ、しわ改善になる。

 

口呼吸の方は鼻呼吸へ 日本の文化は、控えめな姿勢として猫背の方が多いが、口呼吸の原因になる

 

あいうべ体操をおすすめしています。 みらいクリニックで検索してみてください。

 

口を閉じたときに上下の歯は接触しないはず、舌は上あごの前歯の後ろにくっついているのが正常です。意識をして歯のため、全身の健康のためにリラックスを。

 

1961年頃の歯磨剤業者の商業キャンペーンが始まりの3・3・3運動(毎食後3分以内に3分間、1日3回磨こう)ですが、寝る前と朝起きた時に磨くのがよい。

 

キシリトールは1日5gとらないと効果はない

キシリトール100%商品が効率よい取り方

 

スポーツ飲料500mlに角砂糖7.5個分(30g) 常用は糖尿病に気をつけて

 

自分で作れる経口補水液 500mlのペットボトルの水、食塩1.5g、ブドウ糖10g、重曹(食用のもの、ふくらし粉)1g、レモンかオレンジのしぼり汁少々

 

 歯科衛生士は有資格者約25万人、働いている方は12万人

どこの歯科医院もいつも求人していますが、職場環境、職場の人間関係(転職を重ね3件目の失望で歯科業界離れる方も多い、院長の顔色をうかがいながら仕事をするよりも、スーパーでレジ打ちする方が良い)、職場で学ぶプログラムが用意されていないため、プロとして十分に育つ機会を与えられいなまま出産で離職後、自信がない、歯科医院での人間関係に疲弊し、復職を考えなくなる悪循環を指摘されています。私も同感です。

 

お箸を横向きに置くのが日本で、橋を境にこちら側人間界とあちら側神の世界に線を引く結界の役目。

「いただきます」とともに生き物の命をいただく感謝をし、橋を手に取って結界を解き、神聖な食べ物を口に運ぶことが日本人の古き良き習慣。

神聖な食べ物を運び入れるところが口で、きれいに掃除してあるところに宿ります。汚れていたら神様は宿ってくれません。 

 

デンタルフロスが主、歯ブラシは副。

朝起きたときの歯磨き剤はつけなければ食事はおいしい。

 

子供の仕上げ磨き、嫌がるのは上唇小帯に触れて痛いから。上の前歯の付け根あたりの歯ぐきに、唇から延びるひだがあります。そこが上唇小帯で、歯磨きの時は人差し指でカバーして歯ブラシで触らないようにするのがコツです。

 

実践編は、歯磨きの道具について専門家の知識をまるごと本にしてあります。カテゴリーごとに(歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシ、歯磨剤、デンタルリンス、義歯関係など)いろいろな商品があり、私でも薬局などでは商品が多すぎて、何が良いのか悩んでしまいます。歯科医院でしぼられた商品から選ぶ方が迷いません。この本でかなりの歯みがきグッズの知識ができると思いますので、本当は国民の皆様に読んで頂くのが一番良いのだと思いました。